カテゴリ:1年生
6月19日(水)教科交流授業研究の日
江東区では年に2回、区内の同教科の先生方で授業を参観し合い、授業力の向上と専門性の向上に努めるため、「中学校教科交流授業研究の日」を実施しています。
ねらいは
(1)こうとう学びスタンダード(ネクストステージ)の確実な定着のため、職層や経験等に応じた教員の授業力の向上を図る。
(2)教科の専門性を高めるため、他校の授業実践から学びながらOJTを活性化し、指導層の指導力の向上を図る。
の2つです。
本校では区の音楽科代表として松村教諭が1年B組で研究授業を行いました。
本時の目標は「合奏形態とリトルネッロ形式を理解し、合奏とエピソード部の特徴や違いについて考え、それらの働きが生み出す特質や雰囲気を感受しながら主体的に学習へ取り組む」でした。
授業ではヴィヴァルディ作曲の【<四季>より「春」】を扱い【音色】【旋律】【強弱】【音の重なり】の視点から合奏をとらえることで、音楽の特徴に注目しながら情景を思い浮かべる鑑賞を行いました。
学び合いが主体的、また、効果的に進むようICTの活用(タブレットの使用等)や掲示物の工夫(役割をわけるコーンやハンバーガー!?の具!?)がたくさんされていました。
グループにわかれ、それぞれの感想や意見を共有し、特徴について元気に発表する中で、自然と拍手が生まれていたのが印象的です。
鑑賞の授業は受け身になりがちですが、生徒の前向きな取組と教員の効果的な問いかけにより、自ら進んで鑑賞することができることを実感しました。
授業の最後には、歌が大好きなクラス全員で♪ランランランラララーン♪と歌いながら曲の形式を味わっていました。
これからも生徒全員が楽しく前向きに授業に取り組むことができるよう大島西中学校では工夫した授業を実践していきます。
江東区内の音楽科の先生方、ご指導・ご助言くださった先生方、どうもありがとうございました。
公開日:2024年06月20日 13:00:00
更新日:2024年06月20日 14:48:48