今日の給食(令和5年度9~10月給食)

【10月3日(火)】

栗ご飯 さばのねぎソースがけ 青菜とじゃこのサラダ 豚汁 牛乳 

今日は、秋の代表となる栗を用意しました。栗といって思いつく食べ物と言えば、焼き栗、モンブラン、栗まんじゅうなどいろいろありますが、やはり栗ご飯が、ポピュラーではないかと思います。皆さんは、桃栗三年柿八年という、ことわざを知っていますか?これは、芽が出て実がなるまでに、桃と栗は三年、柿は八年かかるということで、何事も成し遂げるまでには、相応の年月が必要だという、たとえに使われる、ことわざです。目標に対して努力していても、すぐに目に見える結果が出ないと諦めそうになったときは、今日の栗ご飯を思い出してもらえたらとそんな思いを込めました。

 

【10月2日(月)】

ご飯 酢豚 わかめスープ 牛乳

今日の酢豚の中には、ピーマンと赤ピーマンが入っています。では、皆さんがご存じのパプリカとピーマンは何が違うのか知っていますか?
パプリカとピーマンは品種が違います。パプリカは大型種と呼ばれる種類のものです。辛みがない甘い品種です。完熟してから収穫します。一方、ピーマンは中型種と呼ばれるもので、緑色の状態は未熟な状態です。そのまま置いておくと、どんどん赤くなり完熟しますが、赤くなってもパプリカとは呼ばれず、「赤ピーマン」として出荷されます。緑のピーマンより苦みが少ないのが特徴です。ピーマンと赤ピーマン、ぜひ、食べ比べてみてくださいね。

 

【9月29日(金)】

枝豆ご飯 いかのたった揚げ ごまかけサラダ 月見汁

今日は十五夜です。十五夜は、旧暦8月15日を指し、もともとは、収穫祭でした。この時期は、米や芋などが旬を迎える時期です。きれいに見える月を、自然の象徴として感謝の気持ちを込め、できた作物などをお供えします。
すすきは稲穂に似ている、魔除けになるということから、月見団子は丸い月に似ているということから供えられます。今日は、お汁の中に月見として、うずらの卵を入れました。ぜひ、今夜は夜空を見上げ、中秋の名月をみてくださいね。

 

【9月28日(木)】

ご飯 肉じゃが 小松菜のあえ物 巨峰 牛乳

今日の副菜は、小松菜のあえ物ですが、小松菜は、給食でよく使う食材です。ここで、小松菜について問題を出します。 東京都の小松菜の生産量は、全国で第何位でしょう?
   1:2位    2:4位    3:10位
                                                答え 2
小松菜は、江戸時代から東京都の江戸川区周辺で栽培されていました。小松菜という名前も「小松川」から名前が付いたとされています。東京は全国的にも特に田畑が少ない地域ですが、江戸川区や足立区、市などで盛んに生産されています。

 

【9月27日(水)】

二食サンド トマトポークシチュー ごまドレサラダ 牛乳

今日のシチューには、ジャガイモが入っています。日ごろ、皆さんがよく食べてるじゃがいもには、実は「ソラニン」という毒があります。
じゃがいもの毒は日光に当たると作られます。特に、緑の皮や芽の部分に多く含まれますが、この部分をしっかり取り除けば、問題ありません。
給食では機械で皮をむき、一つ一つ確認しながら芽を取っています。
皆さんもじゃがいもを買った時は日の当たらない場所に保管し、皮と芽を取り除いてから料理に使いましょう。

 

【9月26日(火)】

ご飯 あじフライ 小松菜とひじきのナムル とうがんのみそ汁 牛乳

きょうは冬瓜のみそ汁です。冬瓜は「ふゆのうり」と書きますが、本来の旬は夏です。夏に収穫して、冬まで食べることが出来るため、この名前が付きました。
見た目や味は、大根に似ていますが、きゅうりやかぼちゃ、ゴーヤーなどと同じウリ科の植物です。冬瓜の栄養はきゅうりと似ていて、水分とカリウムが多いことが特徴です。カリウムは体の中の塩分や水分のバランスを調整する役割があるため、残暑が残る今の時期にも、ぜひおすすめの野菜です。

 

【9月22日(金)】

ごまじゃこ炒飯 じゃがいもの中華風サラダ はるさめスープ 牛乳

今日はごまについてクイズを出します。日本のことわざ「ごまをする」は、英語では「りんごを○○する。」と言います。これに入る言葉は何でしょう。
  1:切る    2:煮る    3:みがく
                                               答え 3
人の機嫌をとることを日本では「ごまをする」と言いますが、英語では「リンゴをみがく=Apple polishing・アップル ポリッシング」と言います。生徒が先生のご機嫌とりに、ピカピカにみがいたリンゴをプレゼントしたことに由来するそうです。

 

【9月21日(木)】

ご飯 ぶたキムチ豆腐 海藻入りゆで野菜 牛乳

今日は豚キムチ豆腐です。キムチは韓国の伝統的な漬物です。キムチという言葉は野菜を塩漬けにするという「チムチェ」という言葉が変化したものとされています。キムチは塩漬けした白菜の水を切り、唐辛子ペーストを塗って、しばらく発酵させて作ります。作物がとれない冬の間にビタミンやミネラルがとれるようにと考えられた保存食です。日本の漬物と全く同じ考え方ですね。

 

【9月20日(水)】

カレーうどん はりはりゆで野菜 きな粉おはぎ 牛乳

春と秋に迎えるお彼岸の時期に、五穀豊穣や、魔除けの意味を込めておはぎ、ぼたもちをご先祖様へお供えします。おはぎというのは、萩の花が秋に咲くので、ぼたもちというのは、牡丹の花が春に咲くので、見た目も形も同じですが、呼び方を変えて店頭で売られています。今日は、彼岸の入りなので、給食でもみなさんにおはぎを用意しました。ひとつひとつ丁寧に作ったので、ぜひ、味わって食べてくださいね。

 

 

【9月19日(火)】

ご飯 かつおのごま味噌和え 青菜とじゃこのゆで野菜 すまし汁 みかん 牛乳

かつおには2回旬があります。4月~6月黒潮に乗って太平洋を北上するかつおを「初がつお」といいます。そして、8月下旬から9月にかけて太平洋を南下してくるかつおを「戻りがつお」といいます。
初がつおは脂が少なくさっぱりとした味が特徴で、戻りがつおは反対に脂がのっていてしっかりした味が特徴です。
同じ魚でも時期によって味が違います。ぜひ、その時々の味を楽しみましょう。

 

【9月15日(金)】

セサミトースト 秋のシチュー にんじんとツナのサラダ 牛乳

秋の野菜と言って思いつくのが、さつまいも。さつまいもが、関東に広まったのは江戸時代、徳川吉宗が将軍の頃です。ききんのような、米が育たない時でも、食べるものを確保するために幕府がひろめたと言われています。
さつまいもは、もともと暖かい地方で育つ食物のため、関東での栽培はなかなか上手くいかなかったそうです。しかし、栽培の仕方を工夫し関東での栽培を成功させました。
その後、さつまいもは江戸のききんの時だけでなく、戦争中の食糧難を救った作物となり、今では日本を超えて、宇宙食にもなっている、すばらしい食品です。

 

【9月14日(木)】

豚肉のしょうが焼き丼 ちくわ入りゆで野菜 みそ汁 りんご 牛乳

今年度初めてのりんごが届きました。りんごは、年中売られていますが、これからの季節がとてもおいしい時期です。いろいろな種類のりんごがあって、身が固い物、やわらかい物、甘味の強い物、酸味がある物、皮の色が赤い物、黄色い物、緑の物などさまざまです。みなさんは、どんなりんごが好きですか?スーパーなどでぜひ、自分のお気に入りを探してみてくださいね。

 

 

【9月11日(月)】

カレーライス ひよこ豆入りゆで野菜 なし 牛乳

前期期末テスト1日目が終わりました。残り2日ありますが、栄養・睡眠は、しっかりとって、万全な体調で明日以降もがんばりましょう。
今日は、今が旬の「なし」について問題を出します。「なし」は、日本各地で広く栽培されていますが、最も収穫が多い場所はどこでしょうか?
1: 千葉県     2: 熊本県     3: 山梨県
                                               正解は 1
千葉県は、江戸時代から続く「なし」の産地です。ぜひ、昔ながらの季節の味を楽しんでくださいね。

 

【9月8日(金)】

ご飯 秋鮭の彩りあんかけ 野菜の和え物 さつまいものみそ汁 牛乳

明日9月9日は重陽(ちょうよう)の節句です。これは、ひな祭り、こどもの日などと同じ五節句のひとつです。
昔の中国では、数字は陰と陽2つにわけられると考えられていました。偶数が陰、奇数が陽です。同じ奇数が重なる日が節句とされています。一番大きい1桁の奇数が重なることから、9月9日は重陽の節句と呼ばれるようになりました。「菊の節句」とも言い、健康長寿を願います。今日は、主菜に菊の花の入ったあんかけで、皆さんの健康を願います。ぜひ、彩りとともに食べてもらえたらと思います。

 

【9月7日(木)】

スパゲッティミートビーンズ ローストポテト エッグサラダ 牛乳

今日はローストポテトに使用しているじゃがいもについて問題を出します。
じゃがいもはフランスで「大地の○○」と呼ばれます。ここに入る言葉は何でしょう?

1:肉    2:黄金   3:りんご                    正解は 3

じゃがいもは、りんごのように、食物繊維やビタミンCをたくさん含んでいるため、このように呼ばれています。風邪予防のビタミンとして有名なビタミンCですが、水に流れやすく加熱に弱いのが特徴です。しかし、じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても失われにくいのが、魅力の一つです。

 

 

 

【9月6日(水)】

チリドッグ 野菜スープ フルーツのヨーグルト和え 牛乳

ヨーグルトは、約7000年も前から食べられていたと言われています。しかし、日本の人々の食卓に上るのは約130年前の明治時代からです。
もともと日本は、牛乳を飲む文化があまりなかったのですが文明開化を機に、外国の食文化が入ってきました。当時牛乳をより広く販売するため、ヨーグルトが作られたと言われています。この時はおなかの調子を整えるための薬という位置づけでした。その後ヨーグルトの生産が本格的になり、健康ブームの後押しをうけ、今皆さんに身近なものになっています。

 

【9月5日(火)】

ご飯 すき焼き風煮物 じゃこサラダ 牛乳

今日は、ごちそうとも言われるすき焼きについてクイズを出します。「すき焼き」という料理の名前の由来は何でしょう?
1:  好きな物を食べられるから。
2:「すき」という道具で焼いていたから。
3: 量が好きなだけ食べられるから。
                                               正解は 2
すき焼きが日本で広まったのは今から約140年前の明治時代です。もともとは、農業で使う「すき」という道具の上でタレに漬け込んだカモの肉を焼いて食べたのが「すきやき」の始まりと言われています。

 

【9月4日(月)】

二色ごはん 揚げごぼうのサラダ みそ汁 牛乳

今日は「ごぼう」についてクイズを出します。ごぼうを包丁で切るとき、きれいな色に保つためにある工夫をします。それは、次の何でしょう。
1: 砂糖を入れた水につける。
2 : お酢を入れた水につける。
3  : 塩を入れた水につける。                                                                                                   正解は   2
ごぼうを包丁で切ったとき、茶色く変化します。それを防ぐのがお酢です。今日のサラダのごぼうも給食室でていねいに行っています。きれいな色だと食欲も増し、たくさん食べられるかもと願いを込めての作業です。ぜひ食べてくださいね。

 

 

【9月1日(金)】

ごはん 鮭の南部焼き じゃがいものきんぴら炒め かきたま汁 牛乳

鮭は白身魚か赤身の魚かどちらだと思いますか?鮭は、きれいなオレンジ色をした鮭の身ですが、実は元々の身の色は白い色です。そこから赤いプランクトンを食べて成長していくことで、身にプランクトンの色が付きます。また、猛毒のあるふぐは、えさに含まれる毒が体にたまり、毒を持つ生物となります。
人間を含め、たくさんの動物が食べたもので体が作られます。そのため、何をどのように食べるかというのは、非常に大切なことです。皆さんにも、ぜひ意識してもらえたらと思います。

 

更新日:2023年10月03日 12:40:03