今日の給食(29年12月)

 

 

12月25日(月)の給食 ジャンバラヤ 鶏のから揚げ

             ブロッコリー入りゆで野菜 ブラウニー ジョア

 今日はジャンバラヤのお話です。ジャンバラヤはアメリカ南部が発祥の料理です。鶏肉・ソーセージ・えび・セロリ・たまねぎ・ピーマンなどが入った、トマト味の炊き込みご飯で、スペイン料理のパエリアがもとになっています。昔、アメリカの南部がスペインの植民地だったことから生まれた料理です。

 

 

12月22日(金)の給食 ご飯 かぼちゃのコロッケ

             ゆずの香り和え けんちん汁 牛乳

 今日は冬至です。冬至は1年で1番、太陽が出ている時間が短い日です。冬至の日にはうどん、れんこん、ぎんなん、だいこんのように、「ん」がつく食べ物を食べると運がつくといわれています。冬至にはカボチャが有名ですね。「ん」がつかないように思えますが、カボチャはナンキンともいい、「ん」がつく食べ物です。ビタミンが多いので、風邪をひきやすい冬にはぴったりの食べ物です。

  今日はカボチャをコロッケにしました。また、冬至の日はゆず湯で体を温めますね。今日のゆで野菜には少しだけゆずを入れているので、いい香りがします。

 

 

12月21日(木)の給食 アーモンドトースト クリームシチュー

             揚げごぼうのサラダ 牛乳

 今日はシチューに使っているかぶのお話です。かぶは「かぶらな」ともいいます。古くは「すずな」ともいわれ、春の七草の1つです。特有な甘みがあり、葉も食べられます。かぶの葉っぱにはカルシウムやビタミンAが多く含まれています。今日のシチューにも、かぶの葉を使っています。

 

 

12月20日(水)の給食 キムチうどん ハリハリゆで野菜 大学芋 牛乳

 今日はキムチのお話です。キムチは韓国の食べ物です。唐辛子の辛さがおいしいキムチですが、もともと、キムチは辛い食べ物ではありませんでした。キムチの歴史は7世紀から始まります。その頃の韓国の人は、野菜を塩漬けにして保存していました。これがキムチの原型といわれています。その後、香辛料や唐辛子を使うようになり、今の辛いキムチの姿に変わっていったそうです。日本では白菜のキムチをよく食べますが、韓国ではいろいろな野菜でキムチが作られています。

 

 

12月19日(火)の給食  ご飯 かつおでんぶ さばのみぞれかけ

             じゃが芋のきんぴら みそ汁 牛乳

 今日はきんぴらのお話です。きんぴらは千切りにした材料を砂糖・醤油で甘辛く炒めた料理です。材料にはごぼうなどの根菜類をよく使います。今日の給食ではじゃがいも、ごぼう、にんじんを使いました。きんぴらという名前は、昔話で有名な、金太郎の息子、金平(きんぴら)から名付けられたそうです。きんぴらという言葉は、強いことのたとえとして使われ、縁起がよいので、お正月のおせち料理に入れる地方もあります。

 

 

12月18日(月)の給食 ご飯 麻婆豆腐 小松菜の和え物 牛乳

 今日は豆腐のお話です。豆腐は江戸時代の頃から夏の冷や奴、冬の湯豆腐として親しまれ、庶民の貴重なタンパク源でした。ところで、豆腐は漢字で「豆が腐る」と書きますが、どうして腐るという字が使われるか知っていますか?豆腐は中国で生まれました。中国では、腐るという字は「液体のものが固まって、固形になったやわらかいもの」という意味があります。豆腐は大豆を茹でてすりつぶし、絞った汁の豆乳をにがりで固めて作ります。だから「腐る」という字が使われています。

 

 

12月15日(金)の給食 フィッシュバーガー 野菜と豆のスープ

             カルピスゼリー 牛乳

 今日はインゲン豆のお話です。インゲン豆は、世界中で日常的に最も多く食べられている豆です。日本には17世紀の中頃、中国から隠元(いんげん)という名前のお坊さんによって持ち込まれたことから、「隠元豆」とよばれるようになったと伝えられています。今日はスープの具として煮込みましたが、和菓子の白あんの材料などにも使われることもあります。

 

 

12月14日(木)の給食 五目ご飯 ししゃもの石垣揚げ 

             いかくんゆで野菜 みそ汁 牛乳

 今日はゴマのお話です。シシャモの石垣揚げにたっぷりついているゴマ。ゴマは縄文時代から食べられてきた、日本人になじみの深い食べ物です。ところで、人のご機嫌取りが上手い人を「ごますり」といいますね。この言葉ができた理由には、説が2つあります。1つは、ゴマをすり鉢ですると、しだいに油がにじみ出てきて、あちこちにベタベタとついてしまう様子がいろいろな人にベタベタして、機嫌をとる人に似ているの「ごますり」というようになったという説。もう一つは、昔、お寺では、精進料理に使うゴマをするのが小坊主の役目でした。ゴマのすり方が上手いと和尚様の機嫌が良かったことから、ゴマすりが上手い人はご機嫌取りも上手い、「ごますり上手」と言われたという説です。

 

 

12月13日(水)の給食 菜飯 おでん ごま和え 牛乳

 今日はおでんのお話です。おでんは室町時代、串に刺した豆腐を焼いて、味噌を塗った味噌田楽(みそでんがく)が原型と言われているようです。味噌田楽が短くなって田楽(でんがく)になり、田楽がさらに短くなって、今の「おでん」という名前になりました。おでんは江戸時代中頃、串で焼く形から味噌で煮込むようになり今のおでんに近づいたようです。江戸時代末期に醤油が料理に使われるようになると、おでんも醤油で味付けするようになりました。今日のおでんは具に味がよく染みていてとてもおいしくできています。

 

 

12月12日(火)の給食 ご飯 魚のピリ辛ソース

             ゆで野菜 みそ汁 牛乳

 今日は白身魚のピリ辛ソースのお話です。今日の魚はホキです。スーパーなどで見かけないので、あまりなじみのない魚だと思われるかもしれませんが、あっさりして臭みがなく、おいしいので、お弁当の魚フライや、市販のフィッシュバーガーの魚として使われています。今日は角切りのホキに片栗粉をつけて揚げてピリ辛のソースをからめました。

 

 

12月11日(月)の給食 スパゲッティミートビーンズ

             コーン入りゆで野菜 スイートポテト 牛乳

 今日はスイートポテトのお話です。スイートポテトは、英語でサツマイモという意味ですが、日本ではサツマイモで作ったお菓子のことをいいます。給食のスイートポテトは、サツマイモを蒸してつぶした後、バター、生クリーム、砂糖を混ぜて丸め、卵黄を塗ってオーブンで焼いて作っています。

 

 

12月8日(金)の給食 フレンチトースト トマトポークシチュー

            ハニーサラダ 牛乳

 フレンチトーストは牛乳と溶いた卵を混ぜたものをパンに染み込ませて、バターで焼いた料理です。卵や牛乳を使っているので、栄養がたくさんあります。今日はオーブンで20分じっくり焼きました。甘くておいしいです。残さず食べましょう。

 

 

12月7日(木)の給食 高菜チャーハン もやしとわかめのゴマ醤油

            春雨スープ りんご 牛乳

 今日は春雨のお話です。春雨は緑豆、ジャガイモ、サツマイモなどから取ったデンプンを熱湯で練ってのり状にした後、細長い麺の形にして茹で、乾燥させて作ります。日本ではゆでてから、冷まして春雨サラダのような和え物にすることが多いのですが、中華料理では、麻婆春雨などのように炒め物に使ったり、春巻きなどの具にしたりします。

 

 

12月6日(水)の給食 ご飯 豆腐のまさご揚げ

            切り干し大根の炒め煮 すまし汁 牛乳

 今日は豆腐のまさご揚げのお話です。まさご揚げは、豆腐に細かく切った肉や魚、野菜を混ぜて油で揚げて作ります。真砂(まさご)とは、細かい砂という意味で、豆腐に細かく切った材料を混ぜることからこの名前が付きました。給食のまさご揚げには、鶏肉、にんじん、玉ねぎ、ちりめんじゃこ、えびを入れています。

 

 

12月5日(火)の給食 ご飯 なめたけ 肉じゃが ゆで野菜 牛乳

 今日は、えのきたけのお話です。なめたけに使われているきのこは、えのきたけです。店で売られているえのきたけは白くて、きのこ工場で瓶の中で栽培されていますが、野生のえのきたけは、えのきという木に生え、色は茶色です。加熱するときのこ特有のぬめりが出ますが、このぬめりはガンなどの生活習慣病の予防によいとされています。 

 今日はえのきを、だし、しょうゆ、みりんで煮て、なめたけにしました。ご飯がすすむ甘辛い味付けです。

 

 

12月4日(月)の給食 ターメリックライス キーマカレー

            チーズ入りゆで野菜 みかん 牛乳

 今日はインド料理のキーマカレーを出しました。キーマカレーのキーマはヒンディー語でひき肉という意味です。インドでは3食カレーを食べるといいます。いつもカレーだと飽きそうですが、材料や、スパイスの種類を変えるので、まったく違う味になるそうです。インドはヒンドゥー教、イスラム教、仏教など、いろいろな宗教の人が暮らしています。宗教上の理由で肉が食べられない人も多く、肉を食べない代わりに豆や乳製品をよく食べます。

 今日のキーマカレーにはレンズ豆を入れました。凸レンズの形をしているから、レンズ豆という名前がついたと思いそうですが、それは逆です。レンズ豆に形が似ているので、レンズという名前がついたそうです。

 

 

12月1日(金)の給食 ピラフのホワイトソース 大豆入りゆで野菜

            りんごゼリー 牛乳

 今日は牛乳のお話です。給食では毎日牛乳が出ます。また、今日のピラフのホワイトソースにも牛乳をたくさん使っています。牛乳には骨や歯を作るカルシウムやタンパク質、ビタミンがたくさん入っています。栄養たっぷりの牛乳は、飲むと太ると思っている人がいるかも知れませんが、それは間違いです。牛乳はタンパク質、ビタミン、ミネラルがたっぷり入っていますが、エネルギーはそれほど多くありません。栄養をバランスよくとれるので、牛乳を飲まない人よりも飲む人のほうが体脂肪率が低いということもわかっています。もちろん、お茶や水の代わりにがぶがぶ飲むと太るので気をつけましょう。また、一気飲みすると牛乳は胃の中で豆腐のように固まってしまい、消化が悪いので、ゆっくり飲みましょう。

 

 

 

 

更新日:2018年06月01日 14:42:50