カテゴリ:3年生
6月16日(火)「平和への願い」を英語で紡ぐ~最先端AI・Geminiと共に挑む、知の探究~

カテゴリ:3年生 6月16日(火)「平和への願い」を英語で紡ぐ~最先端AI・Geminiと共に挑む、知の探究~
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 本日のダイアリーでは、3年生の英語の授業の様子をお届けします。生徒たちが挑んでいる英作文のお題は、「平和な世界のために大切なこと(What is important for a peaceful world?)」。先日の東北修学旅行で「命のバトン」を受け取り、「平和の祈り」に触れた3年生だからこそ向き合うべき、深く重いテーマです。  
 生徒たちはただ闇雲に英文を書くのではなく、自分の主張を論理的に、かつ国際社会へ届くメッセージにするため、【Opening(導入)】【Body(本論)】【Closing(結論)】という三部構成を意識して文章を組み立てました。前回の授業で仲間と共有し合い、担当教員から一人ひとりに合わせた「点数化と評価」がなされたシートをもとに、本日はさらに英文を「練り直す(推敲する)」という、一段上の学習に励んでいます。  
 そこで本日、生徒たちの強力な「パーソナル・コーチ(伴走者)」として登場したのが、生成AI「Gemini(ジェミニ)」です。江東区立学校で配布されているChromebook(端末)では、先月からこの最先端AIが安全に利用可能になりました。本校でも早速、授業のアップデートに活用しています。生徒たちは、自分が作った英作文をGeminiに読み込ませ、さらに高い点数(より良い表現)を目指すためのモデル文や、単語の細かなニュアンスの違い、文法の修正といった具体的な解説をリアルタイムで引き出していきます。ここで感動的なのは、「AIに答えを丸投げする生徒は一人もいない」ということです。従来の紙の辞書や教科書などを片手に開きながら、Geminiが提示してくれた複数の表現候補をじっくりと見比べ、「自分の『平和への思い』を最も真っ直ぐに伝えるには、どの言葉を選ぶべきか」を必死に考え、選択し、自らの言葉へと落とし込んでいくのです。Geminiに「こう書き直したいけれど、文法的に合っている?」と逆に問い返す生徒の姿もありました。また、担当教員は教室内を巡回しながら、「Geminiはこう提案してくれたけれど、あなたの本当に伝えたいニュアンスはどっちかな?」「Body(本論)のこのエピソード、すごくいいね!」と、生徒一人ひとりの『表現したい想い』に耳を傾け、プロの視点からさらに背中を押すアドバイスを送っています。まさに、本校が大切にしている「自分の思いを拓き、共に言葉を紡ぐ」姿が、最新テクノロジーとのコラボレーションによって、より高い次元で体現されていました。
 AIに「使われる」のではなく、自らの知的探究を深めるための「最強の道具」としてカッコよく乗りこなす3年生。彼らが葛藤しながら紡ぎ出した「平和へのメッセージ」は、どれも国際社会を生きる一人の人間として、非常に頼もしく、深い知性を感じさせるものでした。
 これからも本校では、江東区の最先端のICT環境を最大限に活かし、生徒たちがしなやかに未来を切り拓く力を育む授業改善・実践をチームで進めてまいります。

公開日:2026年06月16日 10:45:13
更新日:2026年06月16日 16:02:16