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7月28日(火)言葉を響かせ、心をつなぐ~谷川俊太郎さんのメッセージとともに歩む合唱づくり~

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 10月に開催される文化発表会に向けて、学校では少しずつ準備が始まっています。本校の文化発表会は、各部活動が中心となる舞台発表とクラスで心を一つに取り組む合唱コンクールの2つを柱として行われ、生徒たちの成長が最も輝く行事の一つです。仲間と共に考え、悩み、励まし合いながら一つの作品を創り上げる過程には、教室では得ることのできない多くの学びが詰まっています。
 今年度の合唱コンクールでは、各学年が課題曲と自由曲の2曲に挑戦します。特に課題曲には、本校校歌の作詞を手掛けられた故・谷川俊太郎さんが関わる「校歌」「春に」「信じる」が選ばれています。谷川さんの言葉には、人と人とのつながり、未来への希望、命の尊さ、そして困難の中でも前を向いて生きる力が込められています。合唱は、単に音程やリズムを合わせることではありません。言葉に込められた思いを受け止め、自分自身の経験や仲間への思いと重ねながら表現してこそ、本当の合唱になります。ぜひ当日は、生徒たちの歌声とともに、その言葉の奥に流れるメッセージにも耳を傾けていただければ幸いです。
 本日は、その合唱を支える指揮者と伴奏者が集まり、音楽科教員による講習会を行いました。指揮者には「楽曲を深く分析し、一つ一つのフレーズに込められた意味や情景を理解した上で、学級全体の思いを一つに束ねていくこと」、伴奏者には「演奏技術だけでなく、指揮者や学級の仲間との信頼関係を築き、心を通わせながら学級の歌声を支える存在であること」の大切さが伝えられました。どちらも単なる役割ではありません。仲間の力を引き出し、学級をより高みへ導くリーダーとしての挑戦でもあります。
 夏季休業明けより、本格的な練習が始まります。時には思うように声が出ないこともあるでしょう。意見がぶつかり合うこともあるかもしれません。しかし、その葛藤や試行錯誤こそが学級を成長させ、仲間との絆を深める原動力となります。一人では生み出せない響きを追い求め、互いを認め合いながら創り上げた歌声には、人の心を動かす大きな力があります。
 文化発表会当日、生徒たちがどのような思いを歌声に乗せ、どのような姿で舞台に立つのか、今から大きな期待が膨らみます。練習の積み重ねの先にある感動の瞬間を目指し、生徒たちの挑戦はすでに始まっています。一つの学級が、一つの学年が、そして学校全体が心を合わせて創り上げる文化発表会。その歩みを、私たち教職員も全力で支えていきます。

公開日:2026年07月28日 15:11:55
更新日:2026年07月28日 16:14:45